白蓮結社運動の本拠地
白蓮寺は万德山という山の名をちなんで「万德寺」と名付けられたが、現在は「白蓮寺」と呼ばれている。この寺院は新羅末に創建されたと伝わっており1211年に円妙国師・了世によって重創された。特に了世は貴族仏教に対する反発で庶民仏教運動が盛んに行った1232年に普賢道場を開設し1236年に白蓮結社文を発表して「白蓮結社運動」を主唱することで白蓮寺が全国に広く知られる契機になった。朝鮮後期には8大使を輩出して名実共に全国第1の名刹として知られはじめた。
白蓮寺
- 住所 : 全羅南道康津郡道巌面白蓮寺キル 145
- お問い合わせ : 061-432-0837
- ホームページ : http://www.baekryunsa.net
- 観覧時間 : 09 : 00 ~ 18: 00
- 休館日 : 年中無休
ツバキ群生地(天然記念物第151号)
白蓮寺周辺の5.2ha面積にツバキを中心に約7,000本が群落をなしている。特に3,4月頃に赤いツバキの花が満開した後に地面に落ちた風景が壮観をなす。