試遊
素焼き後器物の表面に釉薬を塗って二度焼きをすることになる器物に釉薬を塗ることを試遊という。素焼きは施釉をするための作業といっても間違った言葉ではない。
試遊をする方法は、つけ方、筆で塗り方、噴霧器で吹き方などいろいろありますが、つけ方が最も普遍的でありながらも器物の表面処理が一律て最も多く使われる。ただ、大規模の作品の場合に試遊に困難があるが、この時は器物に釉薬を浴び塗る
試遊する直前に水で軽く浸した後、試遊をする水に浸す理由は器物に水分を与えて釉薬があまりにも厚く施釉されることを防止して、あまりにも急いで吸いかけて気泡が生じたり、釉薬が剥がれることを防ぐためだ .
釉薬というのは陶器の表面に薄く被せ、光沢と色彩や模様を出してくれるガラス質の粉末をいう。釉薬は、実用的な目的、美的な目的、そして斷熱/丹田の目的を持って使用されるが主目的は、実用容器に着せてボウルの強度を高め、衛生的であり、使用に便利なようにするものである。 また、釉薬の使用は、実用的な目的と美しさを与える美的目的も兼ね、特に陶芸家には釉薬の選択と使用法に応じて作品の蓋然性が変わる。したがって普通に生じた陶器も釉薬の処理次第で素晴らしい作品になることがあるのだ
康震青磁事業所で使用されるガラスは、独自に開発した自然釉だが、タヨウから着色剤とし..て添加している酸化鉄やクロムなどは全く使わずに製造する . 青磁事業所の釉薬の製造は、鉄分が含まれた長石や陶石を基準材料として、ここで溶剤を配合して粉末にして使っている。溶剤は比較的カルシウム分が多く草木灰、石灰石などを基材に合わせて選択する。しかし、この方法は、基準に過ぎない
釉薬は良い作品を作るための重要な要素が良い釉薬を使用しても良い作品を作り出すことができるわけではない