全羅兵営城

500年護国精神の聖地 

全羅兵営城は、朝鮮太宗17年(1417年)に設置されて高宗32年(1895年)甲午更張まで朝鮮朝500年間に全羅南道と済州島を含めた53州6陣を総括した陸軍の総指揮部である。しかし、1894年に甲午農民戦争(東学)が発生して兵火で焼失し、続いて1895年甲午更張の新制度によって廃営されてしまった。兵営城城郭の総長さは1,060m、高さは3.5m、面積は93.139㎡(28.175坪)であり、現在史跡397号に指定されている。

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  • South Gate南門
  • North Gate北門
  • East Gate東門
  • West Gate西門
  • Entrance of South Gate南門入口
  • Fortress城郭

兵営城内の当時建物や遺跡は焼失されていないが、城郭は歴然と残っている。特に、兵営城は西洋に韓国を初めて紹介したハメルが1656年康津兵営に配流されて7年間住みながら労役をした所として、周辺の「ハメル記念館」とともにハメル関連の歴史文化遺跡地としての役割も大きい。

毎年4月頃に3日間の日程で兵営城祭りが開催される。パレードとパフォーマンス、郡文化フェスティバルなど多様な行事とナマクシン(=木靴)体験と武芸体験など面白いプログラムが設けられている。

全羅兵営城

  • 住所 : 全羅南道康津郡兵営面兵営城路 175
  • お問い合わせ : 061-430-3312
  • 休館日 : 年中無休
全羅兵営城

全羅兵営城