Jeolla Naval Fortress Festival

朝鮮朝500年の歴史を一度に体験できる歴史的なお祭り。 全羅兵営城は、朝鮮太宗17年(1417年)に設置されて高宗32年(1895年)の甲午更張まで 朝鮮朝500年間に全羅南道と済州島を含めた53州6陣を総括した陸軍の総指揮部だ。しかし、1894年甲午農民戦争(東学)が起きて兵火で焼失され、続いて1895年甲午更張の新制度によって閉営された。

兵営城城郭の総長さは1,060m、高さは3.5m、面積は93.139㎡(28.175坪)であり、現在は史跡397号に指定されている。兵営城内に当時の建物や遺跡は焼失されて存在しないが、城郭は歴然と残っているので、その歴史的な意義を考慮して2010年まで整備する計画で現在は復元中である。特に、兵営城は西洋に韓国を初めて紹介したハメルが1656年に康津兵営へ配流されて7年間住みながら労役をした所として周辺の「ハメル記念館」とともにハメル関連の歴史文化遺跡地としての役割も大きい。

全羅兵営城の周辺は、韓国を最初に知らせたヘンドリック・ハメルとその一行が1656年(孝宗7年)に康津兵営に移送されて1663年まで約7年間泊まった所でもあるだけにハメルの歴史的な痕跡が多く残っている。これを記念してハメルの故郷であるオランダ・ホルクム市と姉妹縁組みを通じてハメル記念館を開館した。春になるとチューリップとスイセンが満開しオランダの代表的な象徴の風車も見ることができる。

朝鮮兵士の食卓と一緒にする全羅兵営城祭り

お祭り概要

  • お祭り名 : 康津全羅兵営城祭り
  • お祭り期間 : 毎年4月中
  • イベント会場 : 康津郡兵営城の一円
  • お問い合わせ : 061-430-5682
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