南道料理を一堂に集めて遊び体験、試食体験を通じて南道料理の優秀性を全国に知らせるために開催される行事として名人館、テーマ館、各22市郡館など展示館が設けられている。 22市郡の展示館は全羅南道22市郡の特色ある料理を展示して観覧できる所だが、3年間開催地である康津郡はテーマ館に特別料理ブースが設けられて康津の特色ある料理が見られる。

南道料理文化フェスティバルでは秋の取り入れを感謝する意味を盛込んだ祭天儀式として1年の 豊作や安寧を祈願して全羅南道22市郡の代表料理を天に捧げる上月祭が行われる。上月とは1年中に月が最も高く昇る月として新しく収穫した穀物を神様に捧げるのに最も良い月だが陰暦10月を 1年中に最も神聖な月と思って「10月上月」という。昔から韓国民族は10月になると1年の農事が終わって天に感謝する祭天儀式を行った。祭りの代表プログラムである南道料理展示館はテーマ館、名人館、市郡館に構成されて多様な色彩とほのかな香りを盛込む美しい食卓を展示して多様な南道料理の味と品格が感じられる。解説とともに深い響きと感動を提供する。

南道で繰広げる味の饗宴